看護師を辞めたいと思う時【1年目~2年目ver.】
私は看護師として働いて6年目です。
今思えば、もう6年経ったんだ~と思います。
でも、働き始めはコミュニケーションもまともに図れず、人の顔色を伺ってばかりで本当に毎日辞めたくて仕方がなかった!!!そんな私の経験を少し話したいと思います。
看護師1年目【すべてが恐怖】
社会人として、始めての年。
巣立ったはいいが、周りは敵だらけ。
右をみれば、無口でもくもく作業するだけの先輩で、
左をみれば、前にも言ったよね?と話す先輩がいて。
看護業務はおぼえるのに一苦労。
看護技術を習得するため、
先輩へ声をかけるときは口がぱさぱさになるくらい緊張するし、
仕事が終わらず残業になり、記録の確認をするため待ってくれているプリセプターさんへ申し訳ないと思う気持ちは計り知れない。
環境に慣れるまでは、人の顔色を伺いながらの仕事。
性格悪いなーと思う先輩がいる中で、
色々考えてくれるプリセプターさんもいて、
とっても優しい患者さんもいたから、
これまで過ごせてこれたのかなと思います
一番辞めたいと思ったのは、
自分の出来なさで周りが迷惑している・・・と思ったときでした。
報告・連絡・相談が出来ない自分、
急変をみて、動けない自分、
同期と比べて出来ていない自分、
そんな自分が嫌でした。
1年目を乗り切った方法
一番は、勉強です。
コミュニケーションは人に慣れることが必要。
技術は経験が必要。
現場で何度もやる必要があるし、先輩には勝てないし。
内科の先輩看護師は、勉強していません。
まあ、身体で覚えているっていうのもあるけど、
あたらしい薬や治療のことや、電子カルテのこと。全然興味がないと思う。
勉強したくなくて内科で働いてるし。
だから、勉強しようと思いました。
勉強をしていると自然と自分も自信がついてきて、
これが、先輩も信頼してくれるんですね。
(努力は人に見せてなんぼとはこのこと。笑)
とっても、地道ですがこれが大事だと実感しています。
看護師2年目【仕事が増え、間に挟まれる】
1年目を乗り越えて、2年目となりました。
仕事に慣れてきたころでしたが、入院をとったり、委員会の仕事が増えたりして「あれ?」と思うようになってきました。
それを先輩には言えず・・・。
3年目手前になったとき、今年私しか委員会の仕事していないか?と。
いいように使われた!!と。
しかしそれを先輩には言えず・・・。
そんなこともありつつ、仕事は完璧にはこなせないのでたまに先輩に怒られ。
あまり言われない時期だからこそ、
たまに刺さる一言が重く、辞めたい・・・と思うことがありました。
2年目を乗り切った方法
でも、心がぼろぼろになったとき、同期が居てくれました。
ご飯に行くたび、辞めたいねーって話と、仕事の愚痴で盛り上がったな。
1,2年目で辞める人が多い中、仲の良い同期がいたのはありがたいことでした。
私が一番良かったのは
看護師関係じゃない友達と飲んだり、遊んだりすることでした。
仕事と関係ない話をすることがとっても癒やしでした。
このほか、
スポーツをしたり、散歩をしたり、映画を見たりしてバランスをとっていたと思います。
社会に出て、人と関わることっていうのは、
悩み、解決の連続です。
状況は違えど、一度は悩んでいるはず。
悩んだときに、どんな解決策を選ぶかで、人生は変わっていきます。
これは、看護師じゃなくてもそうかなと思います。
看護師を辞める!と決めずに、
何で看護師になりたかったんだろう。
何でやめたいんだろう。
どうすればいいだろう。
と自分にたくさんの道をつくってあげてください。
自分を助けられるのは自分です。
おわり。